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蘇張の弁
「蘇張の弁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蘇張の弁の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
り無しを慮らず、用心に越した事なしてふ了簡がほとんど天性となり居るところへ以て、
蘇張の弁でその妄を説いたって容易に利く事でなかろう。かつそれ風を移し俗を易《か》....
「春心」より 著者:田中貢太郎
歩いている松山の傍へ寄って往った。 「おい、旨くいったな」 「いったとも、吾輩が
蘇張の弁をもってすれば、天下何事かならざらんやだ、どうだい」 「また、ちんぷんか....