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蘭州
「蘭州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蘭州の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大阪を歩く」より 著者:直木三十五
阪には、何の利益も無い。 こうした町人文化は、都市にはいつも何処にもある。五井
蘭州とか、三浦道斎とか、斎部道足とか、村田春汀とか、その町の将来のことには、何の....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
でき、楼闌、敦煌というような文化の集散地が出来ました。戈壁沙漠を渡り切って瓜州、
蘭州を通って、真っ直ぐに東の方に向って来まして五台山まで達しました。右の手は南の....
「麦積山塑像の示唆するもの」より 著者:和辻哲郎
かしタリム盆地で発達した芸術や宗教がシナの本部の方へ入り込んで来る際に、敦煌から
蘭州を経て長安や洛陽の古い文化圏に来たことは確かであろうし、
蘭州と長安との中ほど....
「三国志」より 著者:吉川英治
かと見られた。 × × × ここに、西涼(甘粛省・
蘭州)の地にある董卓は、前に黄巾賊の討伐の際、その司令官ぶりは至って香しくなく、....
「三国志」より 著者:吉川英治
ば、貂蝉ぐらいな美人はほかにもあるものと思い直した容子だった。 西涼(甘粛省・
蘭州)の地方におびただしい敗兵が流れこんだ。 ※塢の城から敗走した大軍だった。....
「三国志」より 著者:吉川英治
分に持った彼とその幕下は、逃げ崩れてゆく姿まで絢爛だった。そして南安郡(甘粛省・
蘭州の東)の城中へ入り、これへ諸方の大軍を吸って堅固を恃んだ。南安は著名な堅城で....