虎の尾を踏む[語句情報] » 虎の尾を踏む

「虎の尾を踏む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

虎の尾を踏むの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人間失格」より 著者:太宰治
来たのです。ほとんど、まるで見当が、つかないのです。五里霧中で、そうして時たま、虎の尾を踏む失敗をして、ひどい痛手を負い、それがまた、男性から受ける笞《むち》と....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
たり、甲府以来の世間話をしたりしました。兵馬はこの人のいつも元気であって、好んで虎の尾を踏むようなことをして、屈託《くったく》しない勇気に感服することであります....