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虫下
「虫下〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
虫下の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「火の扉」より 著者:岸田国士
、池内医師のことである。当人は無理にしても、お医者仲間にひよつとしたらと、子供の
虫下しをもらいに行つたついでに、池内医師の耳へちよつとそのことをさゝやいたのが一....
「蔵の二階」より 著者:豊島与志雄
はぐったりしていた。ともかくも、奇猫散をのませた。 そういう騒ぎのあとで、猫は
虫下しの薬をのみ、寄生虫が果して出たかどうかは分らないが、まもなく回復した。そし....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
トに包んで投り出したのが孔子で、おいしいお菓子に仕込んで、デコデコと飾り立てて、
虫下しみたように鐘や太鼓で囃し立てて売り出したのがお釈迦様という事になるんだ。そ....