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「蚪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蚪の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
なぎ》が蛾《が》となるなどより推して、無足の物がやや相似た有足の物に化ける事、蝌《かえるご》が足を得て蛙となる同然と心得違うたのだ。これらと同様の誤見から、無....
樹を愛する心」より 著者:豊島与志雄
はびこっていた。時折子供たちが、竹垣の間をくぐってはいりこみ、蜻蛉をからかい、蝌をいじめて、遊んでることもあった。然し、日の光が薄らぐと共に、また静寂幽玄な気....
「太平洋漏水孔」漂流記」より 著者:小栗虫太郎
。 ところで、そのニューギニア会社の探険のとき、実験がおこなわれた。それは、大虫をいれた箱を『太平洋漏水孔』へ流したのだが、その、空気温度が約摂氏四十五度。....
河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
底に澄ました蛙は、黒いほどに、一束ねにして被いでいます。処々に、まだこんなに、蝌がと思うのは、皆、ほぐれた女の髪で。…… 女神の堂に、あんなに、ばらみの、た....