蛮骨[語句情報] » 蛮骨

「蛮骨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蛮骨の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
者も、相当にいないはずはなかろうが、要するにみな分別臭い、蛮勇がない、三河武士の蛮骨が骨抜きになってしまっている」 「近藤が用いられるのもそこだ、たとえばだ、彼....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
迎えて一見忽ち信服してしまった。 川島の妹婿たる佐々木照山も蒙古から帰りたての蛮骨稜々として北京に傲睨していた大元気から小説家二葉亭が学堂提調に任ぜられたと聞....
層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
の草木風物は、信濃附近の一万尺以上の高山と匹敵する也。 路伴れは田所碧洋とて、蛮骨稜々たる快男児、旭川市を根拠として嚮導を求めしに、成田嘉助氏という豪の者を得....