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蛹虫
「蛹虫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蛹虫の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菜の花」より 著者:小島烏水
になって、柱のような茎を取りまいて居る、此柱の頭から、莟みが花傘なりに簇がって、
蛹虫の甲羅のように、小さく青く円くなっている。莟みの集団の下から、房になった黄色....
「老年と人生」より 著者:萩原朔太郎
、昆虫のように生態させてくれなかったかと言うのである。昆虫の生態は、幼虫時代と、
蛹虫《ようちゅう》時代と、蛾蝶《がちょう》時代の三期に分れる。幼虫時代は、醜い青....