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「蝶蝶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蝶蝶の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
逆行」より 著者:太宰治
蝶蝶 老人ではなかった。二十五歳を越しただけであった。けれどもやはり老人であっ....
彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
母に避暑を誇の種に話させる機会を一句ごとに作った。母は満足らしくも見えたが、そう蝶蝶《ちょうちょう》しくは饒舌《しゃべ》り得なかった。髪結はより効目《ききめ》の....
お父さん」より 著者:林芙美子
いました。かんからをもろうと、それでメダカをすくいに行ったものです。 木箱は、蝶蝶の標本箱にしました。 おばあさんは、田舎の人なので、花や草の名前はよく知っ....
澪標」より 著者:外村繁
髪を束髪《そくはつ》に結い、紫の袴を着けている。当時、母や、祖母は丸髷、女中達は蝶蝶髷に結っていた。私は丸髷という髪型を好まない。というより、積極的に疏しく思っ....