蠱毒[語句情報] »
蠱毒
「蠱毒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蠱毒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
手に入れば、もう占めたものだ」(癸辛雑識続集) 報寃蛇 南粤の習いとして
蠱毒呪詛をたっとび、それに因って人を殺し、又それによって人を救うこともある。もし....
「都会の幽気」より 著者:豊島与志雄
かりで、朦朧と浮游しているのであるが、一度それに触れると、人は慄然として、怪しい
蠱毒が全身に泌み渡るのを覚ゆる。 この幽気はどこから生じたのであろうか? 恐ら....
「白蛾」より 著者:豊島与志雄
い物質で、それが白く温く柔かなだけに却って不気味でもありました。 岸本はなにか
蠱毒された心地で、すっかり眼をさましてしまいました。蚊帳がゆらいで、ばたばた音が....