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衆多
「衆多〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
衆多の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
厄介《ごやっかい》になれませんし、それに、お宅で泊めていただいたら、明日、御門弟
衆多勢の目にふれると、先生に御迷惑になると思いますから、今夜は、寒さを辛抱して、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ち親近し、東西を随逐し、乃至手捉して去らず、時に比丘すなわち共に不浄を行う、時に
衆多の比丘房舎の臥具を案行し、次にかの林中に至り、かの※猴来りて諸比丘の前にあり....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
、斉整ならざるはなし。君長賢明ならざるにあらず、廷臣方正ならざるにあらず。人口の
衆多なること兵士の武勇なること近国に比類なくして、一時はその名誉を四方に燿《かが....
「平民道」より 著者:新渡戸稲造
の名詞は昔一般に用いなかった。士道なる言葉は素行も松陰もまたその他用いていた人が
衆多ある。これと同時に武士なる語も言うまでもなく古くから使用さるる語である。然《....
「三国志」より 著者:吉川英治
ヲ以テ、羽翼ヲ舒ベ張ル。コレ燕ノ卵ナリ。 その二には、 家室倒ニカカリ。門戸|
衆多。精ヲ蔵シ、毒ヲ育イ、秋ヲ得テスナワチ化ス。コレ蜂ノ巣ナリ。 その三には、....