衛所[語句情報] »
衛所
「衛所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
衛所の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「お菜のない弁当」より 著者:本庄陸男
堰き止められた。見るとひどく栄養のいい憲兵が長いサーベルをガチャガチャいわせて門
衛所からとび出して来た。守衛が、嗄れ声で何か叫んだ。すると憲兵は怒鳴りつける号令....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
音としては、意外にそれが響き過ぎたからです。 その以前、根岸の化物屋敷で、七兵
衛所有に属する金箱を、お絹にそそのかされた神尾主膳が突き破ってみたような、あんな....
「パリの地下牢」より 著者:野上豊一郎
パリの地下牢なるものは、その裁判所の地下室のことで、呼び名はコンシエルジュリ(守
衛所)で通っている。というのは、昔議会がここで開かれていた頃、その地下室は守衛《....