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表付き
「表付き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
さっさと通りました。しかるに、構えの中へ通ってみると、少しくいぶかしいことには、
表付きの貧弱なるにひきかえ、家うちの器具調度なぞのぐあいが、ただのご家人にしては....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ぶりがつづくはずはない。と思いながらはいっていってみると、こぢんまりした住まいの
表付きから中のぐあい、不思議なほどになにもかもゆたかに光っているのです。 妻女....
「空を飛ぶパラソル」より 著者:夢野久作
ものを透きとおらして、左手にビーズ入りのキラキラ光るバッグを提げて、白|足袋に、
表付きの中歯の下駄を穿いていたが、霖雨でぬかるむ青草まじりの畦道を、綱渡りをする....