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表徳
「表徳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
表徳の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「勉強記」より 著者:坂口安吾
挙げなければならないような隠れた功績もあるのであった。 その昔、泉州堺の町に、
表徳号を社楽斎という俳人があった。仙人になる秘薬の伝授を受け、半年もかかって丸薬....
「役者の一生」より 著者:折口信夫
輩だった――伊井蓉峰の父親の北庭筑波の門に入って写真を習い、新富町に塙芳野という
表徳で、写真屋を営んでいた。そういう関係で源之助は写真のぽうずを自分で、取ること....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
葉屋の菓子折を包んだのを提げて山谷橋へかゝりました。 其の時|此方から来たのは
表徳と云う人で、表具屋の徳兵衞さんというのですが、誰いうとなく
表徳/\と呼び、幇....