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衰萎
「衰萎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
衰萎の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「澪標」より 著者:外村繁
はいえないが、その肌は白く、肌理も細かい。殊に乳房は授乳したことがないので、殆ど
衰萎の状はなく、極めて豊かで、膩《なめら》かである。乳嘴も色を変じていない。二つ....
「落日の光景」より 著者:外村繁
私の妻は後妻で、実子はない。従って、子女を哺育したことのない妻の乳房には、少しの
衰萎の兆もなかった。しかしそれは左右、二つの乳房が描いた均斉の美しさであったので....