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「裁定〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

裁定の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
平塚さんと私の論争」より 著者:与謝野晶子
で茲に私の述べた所は、平塚さんに寄せる私の答弁では全くなくて、第三者たる人たちの裁定の資料として述べたのに過ぎません。平塚さんと私との考えのいずれが間違ているか....
純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
、(C)と(B)及び(B)と(A)との間接的交換に変化せしめる。この間接的交換は裁定(arbitrage)と呼ばれる。そして彼らは、かくして得らるる節約を、思う....
悲しい新風」より 著者:坂口安吾
ならないのである。 文章によって人の胸に良識に訴える職業の者が、文章上の理非の裁定を自らの文章によらずに法廷にもとめるぐらいなら、文章による職業をやめた方がよ....
安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
探求と関係しないものである。医学や法律なぞが、それに応ずる薬とか、療法とか、罪の裁定とか、をもとめる土台となるかも知れぬが、文学は探求でもあるが試みでもあり、薬....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
れに属す。つぎに独立組織は、各寺みな独立を唱え、その寺院に関する事件は自らこれを裁定し、別に同宗の総寺院を統裁する管長を置かず、また会議を設けざる一種の組織なり....