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西学
「西学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
西学の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自分だけの世界」より 著者:辻潤
る。更に最近に於て著しく台頭して来たソシアリズムの精神は遠く明治初年に於ける仏蘭
西学派にその最初の酵母を有するが如くに思われるけれど、少くとも日本現代に於けるそ....
「近時政論考」より 著者:陸羯南
う次回においてその大要を吟味せん。 第七 経済論派および法学論派 泰
西学問のようやく盛んならんとするや、東京に二、三の強大なる私塾ありき。そのもっと....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ものは極めて少ないから、洋学の渡来以後、これを翻訳して我邦の学語を鋳造するには、
西学輸入の率先者たる諸先輩の骨折はなかなか大したものであった。 無精者を罵って....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
况斎、海保漁村である。 安積艮斎は抽斎との交が深くなかったらしいが、抽斎をして
西学を忌む念を翻さしめたのはこの人の力である。艮斎、名は重信、修して信という。通....
「惜別」より 著者:太宰治
ぶき、多くの学生を派遣し得べし。 一、日本文は漢文に近くして、通暁し易し。 一、
西学は甚だ繁、およそ
西学の切要ならざるものは、日本人すでに刪節して之を酌改す。 ....
「文士としての兆民先生」より 著者:幸徳秋水
に適当な訳語が無いではない。漢文の素養がないので知らないのだ云々。先生は実に仏蘭
西学の大家たるのみでなく、亦漢学の大家として諸子百家窺わざるはなかった。西洋から....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
かりでなく一般に読まれていた。『帝大新聞』、『三田新聞』、『法政大学新聞』、『関
西学院新聞』、商大の『一橋新聞』等は代表的なものであった。ところが戦争がすすむに....
「読書遍歴」より 著者:三木清
といったのではないかと思う、私の在学時代に竜野中学にも初めて外人教師が来た。今関
西学院の教授で経営学を担当している池内信行は私の同級生で、彼は英語の会話を最も得....
「一ノ倉沢正面の登攀」より 著者:小川登喜男
これから遊ばれる人々にとっても必要な事と思われる。自分は今までの諸記録、殊に『関
西学生山岳聯盟報告』第二号のスケッチマップ、及び『山と渓谷』第九号の黒田正夫氏の....