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「西暦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

西暦の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
ある宇宙塵の秘密」より 著者:海野十三
うが、しかし数百キロの高空でロケットをぶんどる力のあるところからみると、おそらく西暦一千九百五十年ごろの人類と同等の知識を持っているようにも思われる。 私はい....
宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
よって特別の注意を引かれていたものである。タレース(Thales)は、また実に(西暦紀元前約五五〇年)万物は水より成ると言っているのである。煮沸器内の水を煮詰め....
茶の本」より 著者:岡倉覚三
、同時代北方作家の無趣味な道徳思想とは全く相容れない一種の理想主義である。老子は西暦紀元前四世紀の人である。 道教思想の萌芽は老※出現の遠い以前に見られる。シ....
島原の乱」より 著者:菊池寛
くから西洋人との交渉があったから、キリスト教も先ず、この地に伝わった。伝来の年が西暦一五四九年、島原の乱が同じく一六三七年であるから此間九十年近い歳月がある。こ....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
れ、今やしずかなる浪をうかべて、平和な夢をむさぼっているように見える。そのころ、西暦は、ついに二、〇〇〇年となった。 果して太青洋は、いつまでも、平和のうちに....
地球要塞」より 著者:海野十三
怪放送――お化《ば》け地球事件とは?西暦一九七〇年の夏―― 折から私は、助手のオルガ姫をつれて、絶海《ぜっかい》の....
海神別荘」より 著者:泉鏡花
子に腰を掛く)たいそう気の利いた書物ですね。 博士 これは、仏国の大帝|奈翁が、西暦千八百八年、西班牙遠征の途に上りました時、かねて世界有数の読書家。必要によっ....
地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
この物語は、西暦一千九百五十年に、はじまる。 すると、昭和の年号でいって、昭和二十五年にあた....
白金之絵図」より 著者:泉鏡花
町も世界も離れたような、一廓の蒼空に、老人がいわゆる緑青色の鳶の舞う聖心女学院、西暦を算して紀元幾千年めかに相当する時、その一部分が武蔵野の丘に開いた新開の町の....
暗号数字」より 著者:海野十三
コッチ・ウィスキーの絵看板を洋酒の壜の並ぶ棚に見つけた。なるほど赤い上衣をつけた西暦一千七百年時代の英人が描いてあった。近づいてみると、鼻の頭に、例の特別記号の....
秀吉・家康二英雄の対南洋外交」より 著者:国枝史郎
免許状(朱印)を与えて、公に貿易を許可したのは豊臣秀吉で、それは我国の文禄元年、西暦の一五九二年のことであり、爾来御朱印船は、呂宋のマニラ市を中心として、南洋貿....
ローマ法王と外交」より 著者:国枝史郎
認識させたところに、この法王の偉さがあるのである。 こういう出来事のあったのは西暦九六二年で、わが朝の村上天皇の御宇に当っている。 次に西暦一〇七三年から八....
飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
給え。」 忠一の研究談は尽る所を知らなかった。人々も耳を澄していた。 「何でも西暦千七百二十年頃の事だ。プットバリーの講師にレヴェレンド・シメオン・ピジョンと....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
の智慧は、仏智にも達するものであります。 フランス十九世紀の文豪、バルザック(西暦一七九九年に生れ、一八五〇年に歿す)の有名な作品の中の一つに、「知られざる傑....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
友の保護者であった奈良奉行梶野土佐守の筆録に、奈良坂村唯一の古証文なる寛元二年(西暦一二四四)の文書の断片を載せている」といわれて、さらにこの文書の内容から、夙....