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西武
「西武〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
西武の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「武州喜多院」より 著者:中里介山
これも五月のはじめ、郊外の新緑にひたろうと、ブラリ寓を出でて、
西武線の下井草までバス、あれから今日の半日を伸せるだけのして見ようと駅で掲示を見....
「落合町山川記」より 著者:林芙美子
花が咲いていて川の水が遠くまで見えた。 東中野の駅までは私の足で十五分であり、
西武線中井の駅までは四分位の地点で、ここも、妙法寺の境内《けいだい》に居た時のよ....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
うして思い出して見ると、じつに今昔の感が深い。 新宿駅は明治四十年にはまだ今の
西武電車の発着所の所にあって、やっと四間に八間くらいの至って貧弱なものであった。....
「独房」より 著者:小林多喜二
来るのを、のんびりと待ち合せてゴトン/\と動く、あの毎日のように乗ったことのある
西武電車を、自動車はせッかちにドン/\追い越した。風が頬の両側へ、音をたてゝ吹き....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
今日では埼玉県入間郡|高麗村ですが、昔は武蔵の国の高麗郡であり、高麗村でありました。東京からそこへ行くには池袋駅から
西武電車の飯能行きで終点まで行き、吾野行きに乗りかえ(同じ
西武電車だが池袋から吾....
「帯広まで」より 著者:林芙美子
太のアパートへ伊代がうつって来た。伊代がうつって来ると、九太は水族館を辞めて新宿
西武館の楽士に雇われて行った。映画館の楽士に落ちつくと、九太は伊代の踊子生活を止....
「池袋の店」より 著者:山之口貘
池袋は、いま、時々刻々に変貌しつつあるのだ。池袋駅東口には、すでに、
西武百貨店がその巨体を構え、西口には、東横百貨店が控えているのであるが、東口には....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ドリヒ大王とナポレオンに関する研究資料を集め、昭和八年の正月はベルリンに赴いて坂
西武官室の一室を宿にし、石井(正美)補佐官の協力により資料の収集につとめた。帰国....