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「要略〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

要略の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
月に槌で毬《まり》を打てば年中凶事なしというに類す(『骨董集』上編下前)。『政事要略』七〇に、裸鬼が槌を以て病人に向うを氏神が追い却《しりぞ》けた事あり。『今昔....
十二支考」より 著者:南方熊楠
という(一八六九年板、トザーの『土耳其《トルコ》高地探究記』二巻三三〇頁。『政事要略』七〇。『今昔物語』二〇の七。『捜神後記』下)。いずれも槌がもと凶器たり、今....
呉秀三先生」より 著者:斎藤茂吉
のである。私は学生として先生の講筵に出席している間に『精神病学集要』・『精神病学要略』・『精神病鑑定例』・『精神病検診録』・『精神病診察法』等の書物を知り、傍ら....
穀神としての牛に関する民俗」より 著者:中山太郎
れ、かつ最も有名なのは土牛《どぎゅう》の行事である。そして、この事は延喜式、政治要略、年中行事秘抄などに載せてあるが、ここには公事根源より抄録する。 大寒の日....
私本太平記」より 著者:吉川英治
善にしても、その諷誦文(悼辞)は、自身が親しく筆をとっていた。その文は「歴代鎮西要略」にあるが、ここでは略す。 またおなじ「鎮西要略」には、尊氏がこれと同時に....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
しか扱われていないことは、その当時の常識として、仕方がない。 白井華陽の「画乗要略」には、 「宮本武蔵、撃剣ヲ善クス。世ニイフ所ノ二刀流ノ祖ナリ。平安ノ東寺観....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
招きして笑いぬく。 山腹の岩角に立つ。枯れ尾花に、風がつよい。 ここは「鎮西要略」にある門司の古城址だろうか。とすれば平ノ知盛が拠って、九州での再起を案じた....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
ミタカラの語、右の良人以外に、「百姓」「公民」などの訓にも用いられている。「政事要略」には、「大御財」の文字をあて、後のこれを解するもの、百姓すなわち農民は、食....