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覆刻
「覆刻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
覆刻の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「灰燼十万巻」より 著者:内田魯庵
、殊に日本に関する博物書としては今猶お権威を持ってる名著である。且初版以後一度も
覆刻されなかった故、今日では貴重な稀覯書として珍重されて、倫敦時価一千円以上であ....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
集』が、定家七百年|遠忌の記念として出版された。それは定家自筆の家集のはじめての
覆刻である上に、私の『新古今時代』における「定家家集補遺の研究」の不完全な点を現....
「山の人生」より 著者:柳田国男
居から刊行した『幽冥界研究資料』と題する一書は、この類の珍本のいくつかを合わせて
覆刻している。『嘉津間答問』四巻附録一巻は、すなわち前にいう寅吉の談話筆記で、平....
「学究生活五十年」より 著者:津田左右吉
な書物を何によらず読んでみることにしたが、そのころには、版本でも現代式の活字本の
覆刻が少ししかできていず、また写本のままで伝わっているものが多かったので、読みた....