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見よかし
「見よかし〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
見よかしの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
いる身では、何かの名目ができなくては行きにくい宇治の道であった。「恋しくば来ても
見よかし千早振る神のいさむる道ならなくに」と抽象的に言われたその道よりもこの道の....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
(ファウストを強ひて圏の中に入らしむ。)
魔女
(大袈裟なるこれ
見よかしの表情にて、書の中より朗読し始む。)
「汝|須らく会すべし。
一より十....
「三国志」より 著者:吉川英治
「張苞の弓勢ごときは、何も奇とするには足りない。広言に似たれど、わが箭のゆく先を
見よかし」といいながら、身を半月の如くそらし、引きしぼった箭を宙天に向けた。 ....