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見参に入る
「見参に入る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
見参に入るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「穂高岳槍ヶ岳縦走記」より 著者:鵜殿正雄
銀蛇の走る如き高瀬の渓谷と、偃松で織りなされた緑の毛氈を敷ける二の俣赤ノ岳とが、
見参に入る、大天井や常念が、ちょこちょこ顔を出すも、己れの低小を恥じてか、すぐ引....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
や武蔵のような無禄無名の一放浪者にくらべれば、月と小糠星ほども格のちがう大先輩に
見参に入るのだ。 襟をただし、髪を撫でるのは、当然な礼節の表示である。 「よし....