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見場
「見場〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
見場の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「聖アレキセイ寺院の惨劇」より 著者:小栗虫太郎
から、その側を内にして巻いた端に輪形を作ったのですが、その一巻の感光膜を短剣の発
見場所だった紙鳶に結びつけて、飛ばせました。そして、感光膜の輪を鉄管の先端にうま....
「血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
気でない父、子供のように申して諾きませぬ。躄車などに乗せてやりましては、世間への
見場悪く、……いっそ、道了様を屋敷内へお遷座ししたらと……庭師に云い付け、同じ形....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
ましょう。岡倉さんの家は何処ですか」 「池の端茅町で、山高さんの手前の所です。馬
見場(以前|不忍池の周囲が競馬場であった頃、今の勧業協会の処にあった建物)から向....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
のである。 探題の常盤範貞以下、六波羅の主脳は、この夜みな武装して、大和口の陣
見場にあった。 昼、すでに鎌倉へは、早馬も飛ばしてある。「――はや猶予はなりが....