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解任
「解任〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
解任の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人造人間殺害事件」より 著者:海野十三
察する。皆さん、覆面《ふくめん》をとっていただきたい。その代り現倶楽部員は即刻、
解任されたものと御承知願いたい」 僕は躊躇《ちゅうちょ》なく覆面をかなぐり捨て....
「それに偽りがないならば」より 著者:宮本百合子
る弁護人がいるといわれ、前に頼んだ今野、小沢両弁護人さんたちに会わせる顔がなくて
解任届を出した。今でも今野、小沢両弁護人に頼みたい。」と。 これから数十回継続....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
あって、薩州での旧水本門人らしいが、その後奥羽征討軍の参謀部に従事してそれも今は
解任せられていた。この人は最も詩才に富んでかつて桜を詠じたものに『薄命能延旬日命....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
件受任ノ際此ヲ受ク
(八) 謝金ハ判決言渡、和解又ハ調停ノ成立抛棄、認諾、取下、
解任其ノ他事件落着ノ際之ヲ受ク。
但シ取得額ニヨル謝金ハ其ノ取得アリタル時直....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
、縁者の上杉殿をたのみまいらせて」 「そうか。だが上杉殿は、先ごろ六波羅|解番(
解任)となって、鎌倉表へ帰府したはず。……すると近日、愛し子の顔を見られるのじゃ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
解かれるゆえ、三日以内に島外へ立ち退き、各※の在所へ帰国するがいい」 と、その
解任の簿を、警固|頭の手へあずけて、甲ノ尾へひきあげた。 名簿の中には、 成....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
に、御待遇を、弛やかにあらためろ。……なお、それでもきかぬならぜひもない。そちを
解任して、花山院の御警固は、他の者に申しつけよう。……いや、そういたしたくないの....