言わぬが花[語句情報] »
言わぬが花
「言わぬが花〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
言わぬが花の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十万石の怪談」より 著者:佐々木味津三
しいお手で縫うて貰うているうちに、どちらが先にどうなったやら、――それからあとは
言わぬが花よ。この通り片袖に髪の油がしみついたと言えば大凡察しがつこうわ。どうじ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
給え」 「まあ、君たちの見るところを正直に話して見給え」 「十目の見るところ――
言わぬが花だなあ、力めば時勢を知らないと言われるし、くさせば主家を誹《そし》るに....