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討っ手
「討っ手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
討っ手の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
を企て、どこでどうかぎつけたものか、てまえが江戸に潜んでいることを聞きつけまして
討っ手に向かったと知りましたので、じゅうぶんてまえも気をつけまして、ついひと月ほ....
「鎮西八郎」より 著者:楠山正雄
矢きずのりょうじをしていました。するとかねてから為朝のゆくえをさがしていた平家の
討っ手が向かって、為朝の油断をねらって、大勢一|度におそいかかってつかまえてしま....
「小坂部姫」より 著者:岡本綺堂
っと見つめた。 「御存知ござりませぬか。」と、侍従はかさねて念を押した。「近々に
討っ手を差し向けらるるとか申しまするが……。」 「それは定か。」と、小坂部の方で....