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訓蒙
「訓蒙〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
訓蒙の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道草」より 著者:夏目漱石
墨紙と横に断ってあった。 「書物も貰《もら》った事があるんだがな」 彼は『勧善
訓蒙《かんぜんくんもう》』だの『輿地誌略《よちしりゃく》』だのを抱いて喜びの余り....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
失せなかったのである。(明治43・11俳誌「木太刀」、その他) 島原の夢 「戯場
訓蒙図彙」や「東都歳事記」や、さてはもろもろの浮世絵にみる江戸の歌舞伎の世界は、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
立し、足の有無に拠って竜類すなわち蜥蜴群と蛇群を分けたは大出来で、その後本邦の『
訓蒙図彙』等に竜は鱗虫の長とて魚類に、蛇は字が虫篇|故《ゆえ》蝶蠅などと一つに虫....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
島に産すというところを、例の文体で海中に出づと書いた支那文を日本で読みかじり、『
訓蒙図彙大成』に海中に棲む獣なりと註して、波に囲まれた岩上に猩々を図し、猩々の謡....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
げて山の横つら春風ぞふく」、支那にも蕨の異名を『広東《カントン》新語』に拳菜、『
訓蒙字会』に拳頭菜など挙げいるから、これは一番野猪と蕨を題して句でも作れという事....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
前は前記の通り料理ユリなどの名で呼んでいたのである。また徳川時代に出版になった『
訓蒙図彙《きんもうずい》』や『絵本野山草《えほんのやまぐさ》』などにはオニユリ(....
「島原の夢」より 著者:岡本綺堂
『戯場
訓蒙図彙』や『東都歳事記』や、さてはもろもろの浮世絵にみる江戸の歌舞伎の世界は、....
「くぐつ名義考」より 著者:喜田貞吉
説がある。それは傀儡の二字の朝鮮音から導かれたのであろうというのである。崔世珍の
訓蒙字会によると、傀儡の朝鮮語は Koang-tai で、その ng を日本語に....
「福沢諭吉」より 著者:服部之総
応三年四月 『西洋旅案内』 同年七月 『条約十一国記』 同年十一月 『
訓蒙窮理図解』 同年十二月 『西洋衣食住』(筆名片山淳之助)同年同月 『西洋....