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記述的
「記述的〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
記述的の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画雑感(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
珍しがるだけの目的ならばそれは確かに成効と言わなければなるまい。しかしこの概念的
記述的なるものの連続の中には詩もなければ音楽もなく、何一つ生活の内面に立ち入った....
「神話と地球物理学」より 著者:寺田寅彦
話伝説中にも、そういう目で見ると、いかにも日本の国土にふさわしいような自然現象が
記述的あるいは象徴的に至るところにちりばめられているのを発見する。 まず第一に....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
的・精神主義的な――観念的・観想的・歴史観及び社会観から来ている。社会科学を個性
記述的な歴史科学に還元したり、之を了解的手段によって貫かれた表現の世界などと考え....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
立的」(nomothetisch)であることが出来、之に反して所謂生物学は「個体
記述的」(idiographisch)である、ということに帰着するだろうことは当....
「辞典」より 著者:戸坂潤
そして之が取りも直さず哲学の方法なのであった(但しこの心理学はディルタイの所謂「
記述的分析的心理学」であって、自然科学的な観念連合心理学のことではない)。ディル....
「哲学の現代的意義」より 著者:戸坂潤
性のためには、文献学的な知識を勿論必要とする。だがそのためにも、まず歴史的(歴史
記述的には止らぬ処の)認識が必要だが、歴史的認識はもはやただの文献学的知識ではな....
「哲学入門」より 著者:三木清
自然科学と歴史学との区別を論じて、自然科学が法則定立的であるに反し、歴史学は個性
記述的であると述べている。個性というのは個人のことばかりでなく、社会にしても文化....