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試論
「試論〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
試論の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「フランス哲学についての感想」より 著者:西田幾多郎
....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
豊一郎氏「飜訳論」――岩波講座『世界文学』の内を見よ。なおフェノメノロギッシェな
試論としては 〔L. F. Clauss, Das Verstehen des ....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
いつでも、結果を目的とするもので、一定の結果の出ない論策はエチュードやエッセイ(
試論)ではあってもまだ「論文」にはならぬ。学術論文の絶対的な使命は何等かの意味で....
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
またオクスフォド・ユニヴァシティ・カレヂ一校友は、その『土地への資本投下に関する
試論』において、ほとんど同時に、地代に関する真実の学説を世に提供したが、この知識....
「二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
れは、正確に対して忠実・厳密でない、ということだ。 右の考えから、次の「悪魔の
試論」へ。 人間は、自己の真情を吐露しようと欲することにおいて、罰せられている....
「哲学の現代的意義」より 著者:戸坂潤
だ。処でモラリストの哲学は、露骨に思想の科学という形を採用する代りに云わば思索の
試論(エセイ)とでもいうような形態を取って来た。或いは高々評論(エセイ)の形を採....