»
話法
「話法〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
話法の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「次郎物語」より 著者:下村湖人
をたどって話した。そして、その時ふたりの間にとりかわされた対話も、出来るだけ直接
話法を用いようと努力した。ことに夫人が、最後に、「芦の花って真白でしょう、その真....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
助様、ばかばかしゅうござりませぬが」
と、いうと、斉彬は、ホンフランドの「三兵
話法」を、読みながら、
「あれは、生来弱い」
「しかし、御病状が、異様でござりま....
「光と風と夢」より 著者:中島敦
説道を捨てさせ、その代りに、此の上なく魅力に富んだ怪奇な物語の構成と、その巧みな
話法との習練に（之ならば仮令早世しても、少くとも幾つかの良き美しきものは残せよう....
「二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
して、これが西洋精神の重苦しい表情へのとどめの一撃になるのだろうか。 歴史的な
話法には必ず曖昧さと自己満足とがあるものだ。 ＊196 僕が戦争を嫌....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
ておったギリシアのアテネの市中、群衆｜雑鬧《ざっとう》の各処に現れて、その独特会
話法に依って自負心の強い市民を教訓指導し、就中《なかんずく》よく青年輩の指導教訓....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
はもちろん慶賀に堪《た》えないけれども、もういっぺん今日の少うし間延びのしすぎた
話法でなく、あの日あの頃の弾みきった呼吸を取り戻してもらいたいものだと思ったこと....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
子供の教育方法としてヨーロッパ風の読唇法に加えて日本語の特色を科学的に研究した口
話法が発明されている。しかし未だに旧式な手真似教育（手
話法）が行われていて、これ....