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「誕辰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

誕辰の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
皇太后様御滞在中の御所へ、上納の御挨拶を言上に上がりました。翌日、二十五日陛下御誕辰の佳き日、三室戸様が御拝謁の折りは、丁度、画を叡覧遊ばされていらせられ、一層....
次郎物語」より 著者:下村湖人
私は世間の物笑いになるほどの遅筆である。しかも、今年の十月には私は私の六十六歳の誕辰を迎えようとしている。たとい健康にある程度の自信があるとしても、私は急がなけ....
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
、私はそろ/\死の蔭を出ました。大正七年は私共夫妻の銀婚です。其四月、母の九十の誕辰に私は「新春」を出しました。生の福音、復活の凱歌です。春に「新春」が出て、秋....
読書法」より 著者:戸坂潤
以上の根拠により、今後遠慮なく売って欲しいものである! 一九三七年九月二十七日、誕辰の佳日に当って、一筆件の如し。 4 如何に書を選ぶべきか 私は学生の頃....
だいこん」より 著者:久生十蘭
ーランドへ進駐する前日の八月三十一日の夜、パリのイエナ街のオランダ大使館で、皇帝誕辰の祝賀舞踏会がございました……ちょうど今夜のような美しい夜で、色電灯をつるし....
二重心臓」より 著者:夢野久作
の保護者として有名であったが、昨三日(昭和×年八月)諾威公使館に於ける同国皇帝|誕辰の祝賀|莚に個人の資格を以て列席後、大森山王×××番地高台に建てられたる同じ....