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「諤々〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

諤々の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
さえあると西へ遣る手紙を書いていたそうで、その手紙がイツデモ国際問題に関する侃々諤々の大議論で、折々は得意になって友人に読んで聞かせたそうだ。二葉亭の露西亜語は....
佳日」より 著者:太宰治
、その知識の十分の一以上を開陳するものではない。東京に住む俗な友人は、北京の人の諤々たる時事解説を神妙らしく拝聴しながら、少しく閉口していたのも事実であった。私....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
、天下の人材を養成するものは学者である。堂々たる正論、政治家に施政の方針を示し、諤々《がくがく》たる※議《とうぎ》、万衆に処世の大道を教うるは、皆これ学者の任務....
親子一体の教育法」より 著者:宮本百合子
れてゆくという風であった。綺麗ごとで送られる毎日ではなかった。 母にはなかなか諤々《がくがく》なところがあっていくつ位の時だったか、何かの事でひどく母が私を叱....