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「諸病〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

諸病の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
名人長二」より 著者:三遊亭円朝
六十三度|乃至百五度ぐらいで、打撲金瘡は勿論、胃病、便秘、子宮病、僂麻質私などの諸病に効能があると申します。西は西山、東は上野山、南は向山、北は藤木山という山で....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
に、 此二三ヶ年以前より、たばこと云もの、南蛮船に来朝して、日本の上下専レ之、諸病為レ此平愈と云々。 と見えているから、この頃には喫煙の風は既に広く上下に行....
霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
宜い処で、海面から二千五百尺高いと云う、空気は誠によく流通いたして、それから湯が諸病に利くと云う宜しい処で、脚気に宜しく、産前産後血の道に宜しく、子宮病に宜しく....
露肆」より 著者:泉鏡花
ますに従うて、頭痛などもたちどころに治ります。どうぞ、お試し下さい、口は禍の門、諸病は口からと申すではありませんか、歯は大事にして下さい、口は綺麗にして下さいま....
妖怪学」より 著者:井上円了
に天国現見し天神を現見して、そのまま実在せりと信ずるがごときをいう。その他、精神諸病のこれを、第三種に属するもの、いくたあるを知らず。 右の表を、あるいは左の....
迷信解」より 著者:井上円了
医薬、医術をまたねばならぬ。ただ、医家の治療法の一参考となるに過ぎぬ。しかるに、諸病がいずれも御札、マジナイによりて治するものと思うは、迷信のはなはだしきもので....
淡島椿岳」より 著者:内田魯庵
かたがた全文を掲げる。 私店けし入軽焼の義は世上一流|被為有御座候|通疱瘡はしか諸病症いみもの決して無御座候に付享和三|亥年はしか流行の節は御用|込合順番札にて....
」より 著者:中谷宇吉郎
甘クシテ大寒 天行|時《じ》疫《えき》ヲ解シ一切ノ瘡毒《そうどく》ヲ療ス ソノ他諸病ニ於テ必《かならず》須《ま》ツ所ニシテ医家欠クベカラズ 第五 遍地ニ罨覆《あ....