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「謀士〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

謀士の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
いを追い返し、即日、討伐令を発した。 西涼の敗兵は、大いに恐れた。 すると、謀士の聞えある賈※が云った。 「動揺してはいけない。団結を解いてはならん。もし諸....
三国志」より 著者:吉川英治
した。 ひそかに、帝に近づいていた賈※の兵力を、内部から切りくずしていた。 「謀士賈※さえ、ああ云うくらいだから、見込みはない」 脱走して、他国や郷土へ落ち....
三国志」より 著者:吉川英治
三公の位にのぼり、門下には有数な官吏が多く出ております。そして今、冀州に虎踞して謀士勇将は数を知らずといわれ、前途の大計は、臆測をゆるしません。まず彼など、時代....
三国志」より 著者:吉川英治
がきた。兄のほうからそう折れて出られると、拒むこともできず、袁尚が迷っていると、謀士|審配が教えた。 「あなたを招いて、油幕に火を放ち、焼き殺す計であると――或....
三国志」より 著者:吉川英治
。汝の言には終始一貫したものがないではないか」 曹丕の頭脳はなかなかするどい。謀士賈※といえど、彼には時々やりこめられることがあった。 ――だが、賈※はなお....
三国志」より 著者:吉川英治
といっていますから」 「劉曄がそういっておると?」 「はい。何せい、劉曄は先帝の謀士でしたから、みな彼の言を信じております」 「はての?」 帝はさっそく劉曄を....
黒田如水」より 著者:吉川英治
「いや、自分はよく口ぐせに、お汝を称めるとき、口舌の雄とか、三寸不爛の剣を持つ謀士だとか、軽々しくいっていたが、先頃、上月城を攻撃の折といい、このたびの武勇と....