謹厚[語句情報] »
謹厚
「謹厚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
謹厚の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
に置くと。『漢書』にこの連坐で三百余人誅せらるという。この后の曾祖父陳嬰は無類に
謹厚な長者で秦の世乱れた時推して王とされたが、その母我汝が家に嫁し来ってより、い....
「空家」より 著者:宮崎湖処子
》め、彼を模範にその子を意見するほどなりき、しかして彼また決して臆病者にあらず、
謹厚の人もまた絳衣《こうい》大冠すと驚かれたる劉郎《りゅうろう》の大胆、虎穴《こ....
「赤坂城の謀略」より 著者:国枝史郎
の予言に、大兇変ジテ一元ニ帰スと、こう記してあるではないか) 快然とした正成の
謹厚の顔には、初秋の明るい陽の光が、障子越しにほのかに射していて、穏やかな陰影を....