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警報器
「警報器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
警報器の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十八時の音楽浴」より 著者:海野十三
なっているのは明らかに自記装置《オートグラフ》に出ている。うなるのを忘れていりゃ
警報器《アラーム》が鳴りだすんだ。俺はそんなヘマなことはやらないや」 ペンはま....
「赤外線男」より 著者:海野十三
事件」というのがあるが、それに赤外線を用いた殺人法が述べられている。それは赤外線
警報器を変形したもので、殺そうという人の通路に赤外線を左の壁から右の壁へ、噴水を....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
た。バンドのついた椅子。有機ガラスをはめてある格子形の戸棚。テレビジョン受影機に
警報器。壁につってある富士山の写真のはいっている額。その他、みんなおなじことであ....
「超人間X号」より 著者:海野十三
りまかれて厳重《げんじゅう》に保護されながら、ついてきていた。 ある一つの窓の
警報器が故障になっていて、そこをあけてはいれば、研究所をまもっているくろがねの怪....
「私の覚え書」より 著者:宮本百合子
ば、此処にいる数十人が、命の瀬戸際にあると云うことになる。不安が募るにつれ、非常
警報器を引けと云う者まで出た。駅の構内に入る為めに、列車が暫く野っぱの真中で徐行....
「潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
先きが、クラクラと暗くなったが、艇は何事もなく進んでいく。しかし、本艇は、陸上の
警報器に続いている、浮標に触れたのであった。やがて、砂丘の向うが、赫っと明るくな....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
というものも肉体が不健康状態に陥ったとき、それを知らせる肉体機構の妙用で、いわば
警報器です。 私たちは、種痘や、チブスの血清注射によって一部の肉体の犠牲を、故....