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議長
「議長〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
議長の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「仇討禁止令」より 著者:菊池寛
、名乗って討たれてやるほど、自責を感じていなかった。その上、最近になって、左院副
議長江藤新平の知遇を得て、司法少輔に抜擢せられる内約があったし、そうなれば、新日....
「深夜の市長」より 著者:海野十三
人物だ」 「えッ、動坂三郎……」僕は少からず驚いた。動坂三郎といえば、いまは市会
議長の後釜に擬せられている人物で、その実力は測るべからざるものとされている。ただ....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
なケチがついたように感じたが、それは本当であった。 鈴木貫太郎海軍大将は、枢府
議長の任にあったが、今度大命を拝した。七十八歳の高齢と聞くが、日本の国はどうして....
「恐竜島」より 著者:海野十三
いった。 「僕は十分調べてあるんです」 「その調べた結果をうかがおう」 ケンは
議長格で発言した。 「まず船は痛んではいません」 「大洋の航海に出ても大丈夫かし....
「今昔ばなし抱合兵団」より 著者:海野十三
、めずらしいじゃないか、爆裂音だ。どうしてこんな地下まで、紛れこんできたのかね」
議長さえ、まだそれほどの険悪な事態の中にあるとは考えないで、爆裂音を身近くに聞い....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
のように白くなった。 「おおリット閣下。ここで私の決心もきまりました。スターリン
議長にたいし、出来るだけの説明をしましょう」 「いや、ぜひわれわれの軍事同盟をつ....
「猫の草紙」より 著者:楠山正雄
なが声を合わせて、 「そうだ。そうだ。それに限る。」 と言いました。 そこで
議長のごま塩ねずみが仲間からえらばれて、ここのお寺の和尚さんの所へ行って、もう一....
「仲々死なぬ彼奴」より 著者:海野十三
の前には、薄紫の香煙が、濛々と館の内部を垂れこめていた。右の榊の前には、各大臣、
議長、将官などが眩ゆく整列し、左の榊の前には例の大熊老人の親戚の一団が、今日の光....
「三枚続」より 著者:泉鏡花
、生麦酒の出入をする一段高い台の上には、器械を胸の辺にして受持のボオイがあたかも
議長席に着いたもののように正面を切って身動もせず悠然と控えている、その下に椅子に....
「エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
れるなど、これまでのエリザベスには、がらにもないことである。だから、いまも、下院
議長が玉座に召し寄せられたからとて、議場の誰も驚きはしなかったし、
議長は
議長で、....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
ものなり。ゆえに、一宗統轄の中心は大会議にあり。大会議には年々大統領を選定して、
議長の席に就かしむ。 英国非国教宗中、その最も古きものはコングレゲーショナル宗....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
り大きいので彼は幻から醒めた。そして神様のような高笑いで、市長室に入ってくる市会
議長と三人の市会議員を見た。神様の笑い声と思ったのはまったく市会
議長の笑声であっ....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
年の夏か秋だったと思う。秋田県の阿仁合鉱山に争議が起きて、私と、今東京都議会の副
議長をしている高梨君とが応援に行った。坑夫の家に泊められておったが、夜中に石が飛....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
選に立候補したが、弾圧が激しく落選した。ついで都制施行とともに都会議員に当選し副
議長になったが、終戦は都会議員で迎えた。 いま弾圧と迫害の中に闘われた戦前の選....
「黒板は何処から来たのか」より 著者:小倉金之助
て熱心に教授されるに至った。(モンジュは一八〇六年までは教授として、その年に上院
議長となってからも、一八一〇年までは引きつづき講義をしたのであるから、クローゼー....