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「護衛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

護衛の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
そんなに現場へ近づいているんですか。本船はトップ・スピードで走っているんですね」護衛艦に周囲を守られた調査船サンキス号は、一路問題の地震帯へ急行している。果して....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
が縁で、唯今では、鍛冶屋の山さん、変じて、博士の用心棒となり、無頓著な博士の身辺護衛の任にあたっているのだった。戸波博士は、いま軍部の依頼によって、或る秘密研究....
蠅男」より 著者:海野十三
「蠅男」に生命を狙われていることを報告し、只今それについて玉屋から、どうも警察の護衛が親切でないから、司法大臣に上申するといってきた顛末を伝えた。 村松検事は....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
差別爆撃を行なうことが予想される。 また他の特色としては、 (一)多数戦闘機の護衛を伴い来襲し(二)港湾水路に機雷敷設(三)宣伝ビラ散布の執拗な努力をしている....
海底大陸」より 著者:海野十三
ー号のマストがおれていらあ」 メリー号の前後には、救助にいった潜水艦や駆逐艦が護衛し、また空には空で、ラスキン大尉のひきいる派遣空軍が、うつくしい編隊をつくっ....
三十年後の世界」より 著者:海野十三
かない。ことに、彼は正吉少年の身の上を心配して、正吉が行くところへは、ぜひ自分を護衛者《ごえいしゃ》としてやってくれと、隊長へ熱心にねがった。 そのあげく、キ....
鞄らしくない鞄」より 著者:海野十三
駅を下りて西側に入り、すぐ右手の丘をのぼり切るとそこに目賀野邸があった。 鞄を護衛した目賀野たちの自動車が、邸内に滑《すべ》りこんだ。 玄関にとびだして来た....
恐竜島」より 著者:海野十三
先頭になり、そのあとに団長がついた。それからツルガ博士と娘。そのあとにマルタンが護衛のようにしたがった。二人の映画班はいつもおくれがちであったが、これはもちろん....
超人間X号」より 著者:海野十三
先の案内は、女体の山形警部にまさる者はなかった。 警部は先に立ち、そのうしろに護衛の警官が三人つづいた。もしもこの怪女がへんな行動をしそうだったら、ただちにと....
今昔ばなし抱合兵団」より 著者:海野十三
地上に避難せよ。地上に出た方が、まだ被害程度が軽いであろう」 そういって、わが護衛司令官は布告をしたが、それもいい加減の対策だったことが、間もなく判明した。な....
火星兵団」より 著者:海野十三
ようにとすすめたのであるが、先生は、考えるところがあるから、一人で行くと言って、護衛の警官のついて来るのを断った。 さて、新田先生はどこへ行くのであろうか。 ....
太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
、どど、どどーン。 が、が、がーン。 サイレンが海上に鳴りひびく。胆を潰した護衛の巡洋艦は、サッと数条の探照灯を海面上に放って、ふり動かしました。しかしわが....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
飛行島の秘密は、あくまで守らねばならない。 闇夜の海面を圧する轟々たる爆音は、護衛の飛行団が発するエンジンの響であった。 飛行島の周囲に、ちらちらする灯火は....
余齢初旅」より 著者:上村松園
いものとみえて、軍の方から十四、五人の兵隊さんがトラックに機関銃をつんで物々しく護衛をして下すった。このためか、幸いに敵の襲撃は受けず、つつがなく参詣することが....
まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
れが教授側の指導者であったので足尾の坑夫が出て来て、これ等の教授宅には泊り込みで護衛する。また文化同盟の事務所には、学生が合宿して用意を整えて対峙する。私も当時....