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豆大福
「豆大福〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
豆大福の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
や、牛鑵《ぎゅうかん》がずらりと並んで光っている。一口坂の停留場前の三好野では、
豆大福が山のようだ。三好野へはいって一皿十銭のおこわと
豆大福を二つ買って、たっぷ....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
ついてきた供の者、仲間《ちゅうげん》、折助《おりすけ》たちで押すな押すなの混雑。
豆大福《まめだいふく》を売るおばあさんや、焼鳥屋の店が出て、顎紐《あごひも》をか....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
机の上に、揚ものの竹の皮包みが転がっていました―― そういった趣で、啖う事は、
豆大福から、すしだ、蕎麦だ。天どんなぞは驕の沙汰で、辻売のすいとん、どうまた悟り....
「甘話休題」より 著者:古川緑波
、三好野だの、そういう類《たぐい》の、しるこ屋――というより大福屋と言いたい店。
豆大福や、スアマなんていう菓子があったっけ。十銭二十銭の豪遊。 学校の往復に、....