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豆粕
「豆粕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
豆粕の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
れたので、挨拶《あいさつ》をして始めて解ったが、水を貰いに飛び込んだところは日清
豆粕会社《にっしんまめかすかいしゃ》で、さあどうぞと迎えてくれたのは、社員の倉田....
「門」より 著者:夏目漱石
満洲へ渡ったのだと云う。そこで何を始めるかと思うと、遼河《りょうが》を利用して、
豆粕大豆《まめかすだいず》を船で下《くだ》す、大仕掛な運送業を経営して、たちまち....
「労働者の居ない船」より 著者:葉山嘉樹
む奴があるもんかい。オイ」 と云いながら、彼は、ロープを揺ぶった。 が、彼は
豆粕のように動かなかった。 見習は、病人の額に手を当てた。 死人は、もう冷た....
「灰色の記憶」より 著者:久坂葉子
ゆく、工場は航空機の部分品をつくるところであった。私達はそこで手先の仕事をした。
豆粕や高粱のはいった弁当や糸のひいたパンをたべた。空襲警報がなると、十分間走って....
「植物医師」より 著者:宮沢賢治
あだり一反四|畝《せ》なんだ、その百刈りさ、馬肥《うまごえ》、十五|駄《だん》、
豆粕《まめかす》一俵、硫安《りゅうあん》十貫目もやったます。」 爾薩待「あ、その....