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象潟
「象潟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
象潟の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
五重塔もない。 ◯吾妻橋のタモトに立って眺めると、どこもここも茫々の焼野原。 ◯
象潟二丁目の或る隣組では、四十五人の人員が二十人しか生存していない。 ◯水の公園....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
に一生を送ったのである。紅蓮尼は西行法師が「桜は浪に埋もれて」と歌に詠んだ出羽国
象潟の町に生まれた、商人の娘であった。父という人は三十三ヵ所の観音|詣でを思い立....
「日本天変地異記」より 著者:田中貢太郎
は、佐渡に地震があって、小木湊に海嘯。文化元年六月には、羽前、羽後に地震があって
象潟に海嘯。また文化九年十一月には、武蔵に地震があった。文政四年十一月には、岩代....
「雷門以北」より 著者:久保田万太郎
一帯のそうした町々、「仲見世」をふくむ「公園」のほとんどすべて、新谷町から千束町
象潟町にかけての広い意味での「公園裏」……蔓のように伸び、花びらのように密集した....