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「財団法人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
財団法人の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「矛盾の一形態としての諸文化組織」より 著者:宮本百合子
時に文部省が五十万円の補助金を出して、文部・外務・民間思想文化連合の統一体として
財団法人「中央文化連盟」が結成された。先頃、帝国芸術院が出来て、一般の関心をひい....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
四六年九月には五円、四七年九月には十七円五〇銭と上っている。 日本の放送事業は
財団法人日本放送協会の独占的事業である。半官半民の形態はとっていても、本質的には....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
ている)その人で、学校経営には年少から一貫した趣味を示している人だそうであって、
財団法人成城学園の外に、自分だけの玉川学園という労働学校(?)も経営している。―....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
農民道場なるものを設置し、農村の中心人物を養成することになった。これはその模範を
財団法人金※学院日本農士学校に見出したもので、一つの新しい封建主義(!)を建設す....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
について六枚かき。『中央公論』の嶋中社長が二十万円出し、あと年五万円ずつの費用で
財団法人国民学術協会が生れました。現在の顔ぶれは学界、思想界、文学界の権威二十五....
「科学上における権威の価値と弊害」より 著者:寺田寅彦
あってこれらの人々の集団が一つの理想的な権威団を形成すると考えてよい。この権威の
財団法人といったようなものの権威の程度はどのようであろう。これとても決して絶対的....
「日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
敷にあった研究所は大原氏の手を離れて東京へ来て、日本労働科学研究所となり、やがて
財団法人になるとこの所長は云っている。博士の研究が労働問題に対して有つ重要性は極....
「思想動員論」より 著者:戸坂潤
政府は、そこまで文化的に達者ではないのだ。そこでこの機関は一応民間のものであり、
財団法人なのである。ここにこの連盟の文化動員力・思想動員力・が横たわる。つまり一....