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「賢弟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

賢弟の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
年上で、二人の交は頗る親しかった。楷書に片仮名を交ぜた榛軒の尺牘には、宛名が抽斎賢弟としてあった。しかし抽斎は小島成斎におけるが如く心を傾けてはいなかったらしい....
阿Q正伝」より 著者:井上紅梅
入った奴だ。 タッタ、ヂャンヂャン。 後悔するには及ばねえ。酔うて錯り斬る鄭賢弟。 後悔するには及ばねえ。ヤーヤーヤー……… タッタ、ヂャンヂャン、ドン....
三国志」より 著者:吉川英治
うなずいていたが、今度は、彼の手を握って、 「はからずも、その徐州に身を寄せて、賢弟の世話になろうとは。――これも、なにかの縁というものだろうな」 と酔うに従....