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「赤外線〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

赤外線の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地球発狂事件」より 著者:海野十三
われたって、すこしもふしぎではない」 「が、海の中がこんなに明るいだろうか」 「赤外線で照射してあるから、明るくうつるんだ」 「ふうん。すると……すると、あのボ....
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
リエンガン一タイ。コウドウニ、チユウイアレ。エム一三」 (例の事件につき、至急、赤外線写真撮影を頼む。撮影範囲は、聖橋より水道橋に至る外濠沿岸一帯。行動に注意あ....
赤外線」より 著者:海野十三
1 この奇怪極まる探偵事件に、主人公を勤める「赤外線男」なるものは、一体全体何者であるか? それはまたどうした風変りの人間なの....
闖入者」より 著者:大阪圭吉
晴渡った日の暮近い午後のことである。この辺りにはついぞ見かけぬ三人の若い男女が、赤外線写真のような裾野道をいくつかの荷物を提げながら辿り辿りやって来た。見るから....
怪星ガン」より 著者:海野十三
じつは三根夫は反射鏡でお客さんたちのほうを見ながら、エンジンの間にすえつけてある赤外線放射器から、かなり強烈な熱線をだして、スコール艇長の顔へあびせかけているの....
霊魂第十号の秘密」より 著者:海野十三
ょうたんぱ》となり、その下は極超短波《ごくちょうたんぱ》となる。そのへんになると赤外線《せきがいせん》の性質を帯《お》びて来る。一センチの何千万分の一となると、....
ふしぎ国探検」より 著者:海野十三
「この眼鏡《めがね》をかけてごらん。くらやみの中の物が、はっきり見える。これは赤外線眼鏡です。わしは今、ゴングの方へ、誰にも知られないように赤外線灯を照らして....
火星探険」より 著者:海野十三
像は、肉眼で見るよりずっと明るく物の識別ができた。これはこのテレビジョン装置が、赤外線に対し非常に敏感にできるためである。つまり夜もよく見える猫の目のようなテレ....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
弾か砲弾にやっつけられて、テレビジョンの機械もろとも、粉砕してしまうためだった。赤外線を利用しているので、テレビジョンのスクリーンを通じて、夜の戦場が、昼間とま....
地球要塞」より 著者:海野十三
と浮かぶ三つの黒点――それこそ、近づく三隻の哨戒艦であった。このテレビジョンは、赤外線を受けているので、映写された夜景は、まるで昼間の景色と同様に明るく見えるの....
英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
を、やっつけたが、早道だ」 「お待ち。命令だ、撃ってはならない。それよりも、早く赤外線標識灯を、沖合へ!」 アンは、上官のような厳かな態度で叫んだ。 「私は、....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
。これは一種のテレビジョンで、一名暗視装置ともいう。これで見るには、相手に向けて赤外線をあびせてやる。物があればこの赤外線で照らしつけてくれる。肉眼では見えない....
地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
それでも、展望鏡は、頭だけを少し出しているようであった。軍曹は、そこで、車外に、赤外線灯をとぼした。そして、展望鏡でのぞいてみた。赤外線をあてて、展望鏡をちょっ....
」より 著者:海野十三
、この福の神に告白して、その御機嫌を損ずる気は毛頭なかったのである。 「あれは、赤外線写真でもって、活動写真を撮るためなんですよ」 「へえ活動ですか。……何の活....
流線間諜」より 著者:海野十三
。どうしてこんな写真を撮すことが出来たのです」 「そんなことは訳はない。空中から赤外線写真を撮ればいいのだ。わが領土内にいてもこれ位のことは見えるのだ」 帆村....