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「赤子の心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

赤子の心の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
二人の友」より 著者:森鴎外
」と云った。無遠慮な Egoist たるF君と、学徳があって世情に疎《うと》く、赤子の心を持っている安国寺さんとの間でなくては、そう云うことは成り立たぬと思った....
科学上における権威の価値と弊害」より 著者:寺田寅彦
で見る事を忘れる。美術家は時に原始人に立返って自然を見なければならない。宗教家は赤子の心にかえらねばならない。同時に科学者は時に無学文盲の人間に立返って考えなけ....
ソクラテス」より 著者:新渡戸稲造
に限っては、こういう不始末が毫末《ごうまつ》もなかった。孟子のいわゆる大人にして赤子の心を失わない態度が、実に歴然としてその生活中に見えるのである。 第五には....