赤烏[語句情報] » 赤烏

「赤烏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

赤烏の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
ばれている者は、大抵その妖物の子孫であると伝えられている。 琵琶鬼 呉の赤烏三年、句章の農夫|楊度という者が余姚というところまで出てゆくと、途中で日が暮....
湯女の魂」より 著者:泉鏡花
床の間の正面に掛けて、花は磯馴、あすこいらは遠州が流行りまする処で、亭主の好きな赤烏帽子、行儀を崩さず生かっている。 小宮山はその前に、悠然と控えました。 ....
安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
ょうど同じだ、生活力では男にはかなわないのだから、夫を大事にしろ」「亭主の好きな赤烏帽子という意味を知っているか」などといわれ、あんな風に私が侮辱されても、羽山....
白花の朝顔」より 著者:泉鏡花
るように及んで、着席です。 「牛が宜しい……書生流に、おおん。」 亭主のすきな赤烏帽子を指揮する処へ、つくだ煮を装分けた小皿に添えて、女中が銚子を運んで来た。....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ょうど昔の日本の鎧兜のような物を着け、またその兜の上に赤地に白の段だらの切布を、赤烏帽子のような具合に後ろに垂れて居る兵士が五百人位あります。そうかと思うと緑と....