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赤眼
「赤眼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
赤眼の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「双子の星」より 著者:宮沢賢治
顔色を変えて身体《からだ》を烈《はげ》しくふるわせました。 「みなみのそらの、
赤眼のさそり 毒ある鉤《かぎ》と 大きなはさみを 知らない者は 阿呆鳥《あほ....
「癩」より 著者:島木健作
、そしてさぞ驚かれたことでしょう、眼が……、眼がもうひっくりかえって来たのです。
赤眼になって来たのです。ちょうど子供が赤んべえをしている時のような眼です。それか....
「シグナルとシグナレス」より 著者:宮沢賢治
「ガタンコガタンコ、シュウフッフッ、 さそりの
赤眼《あかめ》が 見えたころ、 四時から今朝《けさ》も やって来た。 遠....
「かんかん虫」より 著者:有島武郎
んだりして、一日三界お目出度い顔をしてござる様な、そんな呑気な真似は出来ません。
赤眼のシムソンの様に、がむしゃに働いて食う外は無え。偶にゃ少し位荒っぽく働いたっ....
「薬」より 著者:井上紅梅
もいいが、乃公は今度ちっともいいことはねえ。正直のところ、引ッ剥がした著物まで、
赤眼の阿義にやってしまった。まあそれも仕方がねえや。第一は栓じいさんの運気を取逃....