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超短波
「超短波〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
超短波の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十八時の音楽浴」より 著者:海野十三
きるのかしらといったって、あらまし出来ているんだよ、まったくいやになっちまわあ。
超短波手術法なんてものが発達して、人間の身体が彫刻をするように楽に、勝手な外科手....
「放送された遺言」より 著者:海野十三
だ奇怪であって、発明者たる祐吉自身にさえ今でもちょいちょいは彼の苦心の末になった
超短波長廻折式変調受信機の驚くべき能力が、あるいは夢の中での話ではなかったかとい....
「地球発狂事件」より 著者:海野十三
いところ第一報を出そうではないか」 水戸はそういって、リュックの中から携帯用の
超短波送受信機を取出して組立始めた。ドレゴはぎょッとした。そうだ、自分は非常に大....
「髪切虫」より 著者:夢野久作
ンシュタインの量子論を超越した虚空の行き止まりにぶつかって、極く極くデリケートな
超短波の宇宙線に変化しながら、やっと引返して来たイーサーの霊動が、蛍の光のように....
「遊星植民説」より 著者:海野十三
して、宇宙の奥深く撒きちらしている符号は日々非常に多い、短波の或るもの、それから
超短波、極
超短波の通信は地球内を目的としているが、地球外へも洩れている。これから....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
といわず夜といわず、睡眠病息者のように眠りつづけていた。しかし艦内の一角では、極
超短波による秘密無線電話機が、鋭敏な触角を二十四時間、休みなしに働かせて、本国か....
「間諜座事件」より 著者:海野十三
XB4が呼んでいるッ」 弦吾は室内に引返した。壁をポンと開くと嵌めこんだような
超短波の電話機があった。 「QX30だ」 「こっちは、XB4だ」と電話機の彼方で....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
いと困る。そこで空気服の附属品として無線電話機がとりつけてある。くわしくいうと極
超短波《きょくちょうたんぱ》を使う無線電話機で、耳のところに小型の高声器《こうせ....
「霊魂第十号の秘密」より 著者:海野十三
の怪音に聞きほれた。怪音が彼の気にいったのではなく、彼が長い間かかって組立てた極
超短波受信機《ごくちょうたんぱじゅしんき》が始めて働いてくれたことがうれしかった....
「火星探険」より 著者:海野十三
置いたような形をしていた。その外に、旗をあげるのにいいような斜桁《しゃこう》や、
超短波用らしいアンテナが三つばかりあり、まるで塔がかんざしを刺したような形に見え....
「不沈軍艦の見本」より 著者:海野十三
になる若鹿の肉にアマゾン河にいる或る毒虫の幼虫を煮込み、その上にジーイー会社で極
超短波を浴せかけて、電気燻製とし、空前絶後の味をつけたものであって、この調理法は....
「宇宙の迷子」より 著者:海野十三
頭の上にした。 「もしもしカモシカ号。もしもしカモシカ号……」 あ、下界からの
超短波の無線電話のよびだしだ。 「ああ、こちらはカモシカ号です。山ノ井万造です。....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
。その完成はテレヴィジョンの一般実現を容易にするからだ。電磁波の研究で、いわゆる
超短波の研究も最近活発だ。宇田新太郎博士は昭和七年「
超短波長電波の研究」で東宮記....
「科学が臍を曲げた話」より 著者:海野十三
宇宙線の人造ということも面白い問題ですが、その宇宙線と並んで現代で人気のあるのは
超短波でしょう。
超短波というと電波の一種で、波長がたいへん短い。一メートルか....