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足元から鳥が立つ
「足元から鳥が立つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
足元から鳥が立つの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
また妹や娘に今日はこれから鎌倉へ伴《つ》れて行く、さあすぐ支度をしろって、まるで
足元から鳥が立つように急《せ》き立てる事もございますが……」 「御嬢さんがおあり....
「殺人鬼」より 著者:浜尾四郎
、スーツケースのそばでしきりと何か片づけている。
「や、お呼び立てして失敬。時に
足元から鳥が立つようでちよつと急だが、僕はこれから関西の方に二、三日旅行して来る....
「ぼたもち」より 著者:三好十郎
せ/\、お前だちは川上からまつ直ぐに家さ帰れ。 せん んだけど、ばさま、そつたら
足元から鳥が立つように急がずとも―― りき なに、こんな事あ早い方がええ。 サダ....
「樹氷」より 著者:三好十郎
馬車あ待ってんだ。(急な崖道を勢いをつけてトットと走りくだる) 金吾 だけんど、
足元から鳥が立つみてえに……(これもトットットッと走りくだる) 壮六 おっとっと....