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「足利直義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

足利直義の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
四条畷の戦」より 著者:菊池寛
いくらか美化して書いたのであろうが、小楠公を飾る絶好の美談であろう。 周章した足利直義は、遂に十二月、高師直、師泰兄弟を総大将として中国、東海、東山諸道の大軍....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ざすところは、あくまで北条旧縁の府、鎌倉の奪回にあったのだ。 もちろん、鎌倉の足利直義は、これを坐視してはいない。 即時、武蔵野に迎え撃った。 けれど敵は....
私本太平記」より 著者:吉川英治
の大将は――その亀寿さまが名をかえた――北条時行どのであった」 「そうです。……足利直義どの以下を追い落し、ふたたび、亀寿さまをいただいて、この鎌倉へ入ったとき....
私本太平記」より 著者:吉川英治
馬上、人知れず唇をかんだ。 これが、五月二十日から二十二日頃までの状況であり、足利直義の陸の大部隊は、はやぞくぞく、敵の去った加古川へ入っていた。 一面――....
私本太平記」より 著者:吉川英治
」 と、説明する。 正成はいちいち頷いて。 「そこで陸地の敵には?」 「ム。足利直義の進路か。――それへは越後新田党の強兵をあたらせよう。――細屋、烏山、大....